信楽で制作活動をされている大谷哲也さんの作品は、真っ白で研ぎ澄まされたフォルムが美しい磁器のうつわです。シンプルでとても使い易いうつわは単体でも十分魅力的ですが、スタッキングした時に魅せる表情はまさにアートのようです。

信楽の山間の集落に工房とご自宅を構え、自然に囲まれながら生活を送る大谷哲也さん。庭木に水をやったり、家族と食卓を囲んだり、彼にとって丁寧に暮らしを整えることも仕事のひとつなのです。その豊かな暮らしからこそ、シンプルで普遍的なうつわが生まれるのだと、語ります。

大谷さんの白い平鍋は、グラタンやキッシュなどの洋食はもちろん、和食の煮物やお菓子作りまで、どんなお料理にも万能な土鍋です。持ち手はなく、シンプルなフォルムで食卓にそのままだしてもとてもお洒落です。サイズ違いでスタッキングして収納もできて、毎日のお料理が楽しくなりそう! まさに豊かな暮らしを提案してくれます。

今回は初めての展示会となりますので、寺田美術に向けた作品のほか、定番の作品もご用意いただいております。寺田美術の光溢れる空間で、大谷さんの白い世界をご高覧いただけましたら幸いです。

寺田ひと美

会期:2022年12月17日(土)~12月22日(木)
12時~18時
※初日 12時~14時:事前予約のみ(受付は終了しました)
※初日 14時~:ご自由に来場可能
※最終日のみ17時まで
作家在廊日:17日(土)
※展示会期間中は無休となります。

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