こよなくお茶と野花を愛し、卓越した審美眼の持ち主である長谷川まみさんは、金物道具を手がける長谷川家の奥様として家業を取り仕切りながら、金工作家としても活躍されています。
まみさんの作品はどれも自由で好奇心に満ち溢れ、エスプリのきいたものばかりです。「家業の茶道具は作らない」としながらも、唯一作られるカジュアルで可愛い折茶杓や茶筅筒、茶巾鋏などの茶箱の道具や銀のアクセサリーなど、すべてに遊び心がいっぱいです。それは茶の湯の見立てにも繋がるセンスのようなものでしょうか。
今展では、ますます自由に羽ばたく、格好いいまみさんの作品をご高覧いただけましたら幸いです。

会期:2021年4月17日(土)~4月23日(金)
12時~18時 / 最終日は17:00まで
作家在廊日:17日
※状況により入場制限を行う場合がございます。

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