山田洋次さんは信楽の窯業試験場を修了された後渡英し、ソーダ釉の先駆者であるリサ・ハーモンドさんに師事されました。
現在は信楽でイギリスの伝統的技法であるスリップウエアを中心に作陶されています。
しかしながら、山田さんは本家を研究するにとどまらず、釉薬をかけずに焼き締めるなどスリップウエアに彼独自の手法を展開し、
今に生きる私たちを魅了してくれます。伝統を守りながらも革新を続ける。
それが山田さんの不思議な魅力の一つですが、もともと茶味のあるスリップウエアが今回彼によってどのように表現されるのか。
ぜひ寺田美術にお運びいただき、ご高覧いただけると幸いです。

会期:2021年2月20日(土)~2月26日(金)
12時~18時 / 最終日は17:00まで
作家在廊日:20日
※状況により入場制限を行う場合がございます。

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