竹花正弘さんは古唐津に惹かれ、深い探究心によって李朝や中国へと続くお仕事をされています。竹花さんの器は使い込むほど味わい深く、静かに語りかけてくるようです。
紀平佳丈さんはろくろ形成ではなく削り出す作業でかたちづくり、漆はふき漆のみで多くは生地のまま、木本来の美しさを表現したいと考えています。竹花さんは土と火の持つ本来の力に、紀平さんは木の息吹に心を寄せて真摯に制作に取り組まれています。お二人の静かな力が呼応する様をご高覧いただけると幸いです。
会期:2021年1月23日(土)~1月29日(金)
12時~18時 / 最終日は17:00まで
作家在廊日:紀平佳丈: 23, 24日 竹花正弘:23日
※状況により入場制限を行う場合がございます。