「白と黒」と言えば吉田直嗣さんの名前が思い浮かぶほど、その イメージは鮮烈で力強い。彼の作品の特徴は、色を抑えたミニマ ムな世界観とエッジの効いたモダンなフォルムにある。使い勝手 の良い器から、一点物の花器や茶碗まで作域は広いが、一貫して 彼の美意識が感じられる。「やりたい事はまだまだいっぱいある んです。」と静かだけれどもきっぱりとした口調で話す吉田さん。 これからの彼に益々期待したいと思います。
今展では小さなものから花器や茶碗まで、幅広く揃えてください ます。茶碗は新しいことにチャレンジしてみたいと仰っていたの で、私も今から大変楽しみにしております。ぜひ会場にてご高覧 いただけましたら幸いです。

寺田ひと美

会期
2024年10月26日(土)−10月31日(木)12:00−18:00
*最終日のみ17:00迄
作家在廊:26日

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