白磁というとややもすれば冷たいイメージが先行するところ、田淵さんの作品は、透明釉が窯の中で薪の灰や炎と混ざり合い、器の表面で化学反応が起こり、淡いグレーやピンク、青などの焼きの景色が生み出されています。これが何とも優しく美しく、妖しいまでの不思議な魅力を醸し出しています。 会期:2017年7月7日(金)~7月15日(土)10日(月)休廊12時~19時/最終日のみ17時迄7日作家在廊 8日茶話会のみ作家出席 平松 麻 展 – 景の気配 前の記事 艸田正樹 展 次の記事